Flagshipプロジェクト

固体量子センサの高度制御による
革新的センサシステムの創出

Development of innovative sensor systems
by highly sophisticated control of solid quantum sensors

研究代表者

東京工業大学工学院電気電子系
波多野 睦子 教授

東京工業大学 波多野・岩崎研究室website

概 要

固体量子センサの応用から物理まで一気通貫した研究開発を実施する拠点を構築しています。
室温・大気中でも優れたスピンコヒーレンス性を持ち、量子状態の初期化と読み出しを光で行えるというダイヤモンドNVセンタ(窒素-空孔対)を活用した量子計測・センシングデバイスのプロトタイプを開発し、社会実装を目指しています。

脳磁計測(イメージ)
電池/パワーデバイスモニタリング
(イメージ)

研究開発目標

  • 高い感度と高い空間分解能を持つ脳磁計測システムに関するプロトタイプを開発します。
  • 電池やパワーデバイスの電流・温度をモニタリングするシステムに関するプロトタイプを開発します。

マイルストーン

脳磁計測システム

4~5年目感度5pT、神経組織の磁気計測、小動物の脳磁計測
10年目感度10fT、ヒトの脳磁計測

電池・パワーデバイスのモニタリングシステム

4~5年目電池やパワーデバイス内部への量子センサ実装、電流・温度の同時計測
10年目電流・温度をダイナミカルに計測する小型プロトタイプ

出口戦略

固体量子センサの材料・デバイス開発やセンサを用いた製品システム開発に関心の高い企業によるコンソーシアムを形成します。各社の共通基盤技術として共同開発を行う協調領域と、個別のニーズ・アプリケーションに応じた競争領域を区別した開発連携により効率的でスムーズな社会実装を目指します。

研究基盤の強化・次世代人材の育成

  • 若手リーダーに牽引させ、10年間で各分野の世界第一人者へと育成します。
  • 優秀な博士後期学生を研究員として雇用し、次世代の若手リーダーを育成します。
  • 人材の流動性・異分野融合の加速によって新規学際領域でのポジションを形成します。
  • 産官学連携によってポスドク・博士学生のキャリアパスを形成します。
  • 固体量子センサの理論からシステムまで俯瞰できる人材を育成します。

研究グループ

量子スピントロニクス
グループ

グループリーダー
京都大学
水落 憲和 教授

材料・デバイスグループ

グループリーダー
産業技術総合研究所
加藤 宙光 主任研究員
 

量子生命基盤グループ

グループリーダー
量子科学技術研究開発機構
大島 武 部長
 

センサシステムグループ

グループリーダー
東京工業大学
岩崎 孝之 准教授

生体計測グループ

グループリーダー
東京大学
関野 正樹 教授

脳磁計測グループ

グループリーダー
株式会社デンソー
小山 和博 課長

神経細胞計測グループ

グループリーダー
株式会社日立製作所
高口 雅成 主管研究員

電池モニターグループ

グループリーダー
矢崎総業株式会社
井上 敬介 部長

高圧合成素材グループ

グループリーダー
住友電気工業株式会社
寺本 三記 グループ長